臨床心理士指定大学院

臨床心理士とは
 臨床心理士とは、心理学の知見をふまえて心の問題に関与する専門職です。具体的には、カウンセリングなどの技法を用いて各種の相談に応じたり、心理テストや面接を通じて人の心の状態を把握したり、心の問題が軽減されるよう各種のセラピーを行ったりします。 近年、日本では人の心に関連するさまざまな問題が発生しており、心理の専門家への期待が高まっています。しかし、肝心の心理の専門家を認定する国家資格はまだ存在しません(2006年11月現在)。臨床心理士も「公的資格」の一つですが、数ある心理の資格の中では最も高い信頼性と実績を誇っています。

指定大学院制度とは
 臨床心理士になるには、原則として「財団法人・臨床心理士資格認定協会」が認定する大学院(=指定大学院)に学び、修了後に臨床心理士の資格試験に合格する必要があります。2006年度現在、全国には約150校の指定大学院が存在します。
 指定大学院には1種、2種の区別があります。両者の違いは、主に修了後の待遇にあります。1種指定校の修了者が、大学院を出たあとすぐ資格試験を受験できるのに対し、2種指定校の修了者は1年以上の実務経験を経てから受験資格を得ることになります。しかし、1種の指定大学院が必ずしも2種より優れているわけではないので、注意が必要です。

志望先の選び方
 指定大学院には、教員の顔ぶれやこれまでの実績によって、それぞれ得意分野があります。教育、医療、福祉など、将来携わりたい分野を頭に描きながら志望先を選ぶとよいでしょう。また、指定大学院では教員の熱意と力量が教育レベルや就職状況を左右します。志望先の在学生や卒業生から、事前に評判を聞けると安心です。

臨床心理士指定大学院を検索
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