適性試験対策

適性試験は2種類ある
 法科大学院の受験者は、受験するにあたって必ず適性試験のスコアを提出しなければなりません。適性試験には、大学入試センター(DNC)が実施するものと、日本弁護士連合会(日弁連)が実施するものがあります。両者は別々の日程で試験を行いますので、2種類とも受験することが可能です。

2種類とも受験しなければならないのか
 適性試験の採用状況は、法科大学院によって違います。たとえばある大学院ではDNCのスコアのみ提出を求めますが、別の大学院では両方のスコアの提出を求めます。「どちらか一方のスコアを提出してもよし、両方のスコアを提出してもよし」というふうに、受験者の判断に委ねる大学院もあります。日程が許すなら2種類とも受験しておいたほうが、どんな事態にも対応できて便利でしょう。

試験対策
 適性試験は、論理的思考力を問う「第1部」と、日本語の読解力を問う「第2部」から構成されています。日弁連のものには、これらに加えて日本語の表現力を問う「第3部」が設けられています。
 適性試験対策として有効なのは、なんといっても過去問を使った演習です。過去問集は数種類ありますので、使いやすいものを選ぶとよいでしょう。勉強を始めたばかりのころは、特に第1部に抵抗を感じる方が多いかも知れません。しかし、解法を知ることである程度までは得点力を上げることができます。お薦めの勉強方法は、とにかく問題集をひととおり解き(最初は解答・解説を見ながらでもかまいません)、解けなかった問題にしるしをつけ、弱点をつぶす形で演習を繰り返すことです。第2部についても基本的には問題演習が有効です。独特な読み方をしなければならない問題がありますので、読解力に自信があっても問題集の解説には目をとおしたほうがよいでしょう。
 適性試験では時間配分も重要です。なるべく事前に模試を受験し、ペース配分を考えておきましょう。


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